9月14日は「コスモスの日」だそうです。
秋の訪れを告げる花、コスモス。
ピンクや白の花びらが風に揺れる姿は、どこか儚げで、守ってあげたくなる花に見えます。漢字で「秋桜」と書くのも、納得します。
ただ、この花は見た目ほど弱くありません。
秋は台風の季節です。
背が高く、茎の細いコスモスは、雨と風に弱い。台風のあとの畑を見ると、地面に倒れたままのものが多いです。
普通の花なら、そこで茎が折れて終わることも多いのでしょう。
コスモスは違います。
土に触れた茎の途中から、新しく根を出すそうです。
倒れた場所で、もう一度張り直す。それから首を上げて、また太陽の方を向きます。
数日後には、何事もなかったように咲いていることがあります。
倒れたら、その場所から根を張ればいい。
可憐に見えて、諦めない花だと思います。
生きていれば、自分では止められない嵐の日もあります。心が折れたように感じる夜もあります。それでも、倒れた場所から少しずつ起き上がればいい、と思うと、気持ちが楽になります。
次にコスモスを見かけたら、花より先に、足元を見てみたいです。